波多野 みどりさん

ピアノ調律・修復

波多野 みどりさん

学芸学部英文学科

1974年卒業

Profile

学芸学部英文学科卒業後、同志社女子大学図書館、京都大学医学図書館に司書として勤務。1981年から1983年までドイツ・アーヘンに滞在し、古楽に目覚める。帰国後、調律学校に通いピアノ調律師となる。1991年、卒業と同時にフォルテピアノ修復家山本宣夫に弟子入り。
1998年、「フォルテピアノ ヤマモトコレクション」専用の「スペース クリストーフォリ 堺」を設立。クリストーフォリ・ピアノのレプリカ制作に携わり、ピアノ生誕300年となる2000年にはピアノ技術者・演奏家世界大会にピアノとともに主催国イタリアに招待される。
オーストリアの博物館のコンサート、展示にも同行。以来、毎年開催される「ウィーン芸術史博物館 歴史的鍵盤楽器修復部門」にて研鑽を積む。ピアノ修復や各地で開催されるフォルテピアノ コンサート事業に関わる一方、「スペース クリストーフォリ 堺」において毎年2回主催する「フォルテピアノ ヤマモトコレクション コンサート」は、今秋で第56回目を迎えた。

創立150周年に寄せて

桃の初節句でオモチャのピアノと出会って以来、ピアノは、私の人生にとって不可欠な存在となりました。音楽を奏でたり、聴いたり、その独特な音色は、私の心身を良好な状態に保つことに貢献してくれています。ピアノのことを深く追求しようとしたおかげで、バッハの時代にピアノを発明したイタリア人クリストーフォリのピアノを復元したり、モーツァルトの時代のシュタイン、ベートーヴェンに贈られたブロードウッドやエラール、ショパンの時代のプレイエル等々。大作曲家にゆかりのあるオリジナルのピアノにも出会えました。
そして今なお現役で、さまざまなピアノの修復に情熱を注いでおります。